事業紹介

リトレッド用台タイヤ

使用済みタイヤの中にはリトレッドタイヤ(更生タイヤ)の土台となる「台タイヤ」として再利用できるものがあります。 使用済みタイヤが発生する現場では廃棄タイヤ・台タイヤを分別することは難しいことから、弊社のスケールメリットや各種許可、厳正な検品技術を利用することで、台タイヤの買取や廃タイヤの処理を一元化。
ワンストップ対応を可能にしております。
弊社の厳しい検品技術は、高品質の台タイヤとして、各リトレッドタイヤ工場様から国内外問わず大変好評をいただいております。

台タイヤとは?

台タイヤとは第一寿命が終わったタイヤの「土台」、つまり摩耗したタイヤの基礎部分のことをいいます。台タイヤはリトレッドタイヤの土台へと再活用されます。大まかにA, B, R-1(Once Retreaded)とグレード条件があり、弊社の検品もこのグレード条件に基づいています。資源を大切にする国分商会の取組みです。

リトレッドタイヤとは?

リトレッドタイヤ(更生タイヤ)とは、摩耗したタイヤの基礎部分を活用して、路面に接するトレッドゴム部分に新しいゴムを貼りつけ加硫成型したタイヤです。タイヤの土台部分(台タイヤ)を再利用しているので、新品タイヤに比べて経済的・環境負荷低減に貢献します。

「台タイヤ買取」「廃タイヤ処理」2つの手間を同時に解消できます!

台タイヤ買取

経費負担を削減したい
余計なCO2、廃棄物は出したくない
不正を防止したい

廃タイヤ処理

有効に再利用できないだろうか
コンプライアンスを徹底したい
グリーン経営、ISO管理を遵守したい

当社買取システムのメリット

廃棄タイヤと有価台タイヤを現場決済し一括回収
廃棄タイヤと有価台タイヤを一元管理で買取伝票とマニフェストで明確に管理

リトレッド用の台タイヤの買い取り基準

リトレッドタイヤとは、摩耗したタイヤの基礎部分を活用して、路面に接するトレッドゴム部分を新しく加硫成型したタイヤです。
弊社ではリトレッドタイヤの土台となる第一寿命が終わったタイヤ、通称台タイヤと言われる商品を扱っております。

台、中古タイヤの買取りについて

  • 1.サイズ、グレードによって適正価格を付けさせて頂きます。
  • 2.弊社、タイヤ検査基準に基づき検査をして適正にお引き取りさせて頂きます。
  • 3.関東一円のお引き取りが可能です。

台タイヤ

台タイヤは、再生タイヤの材料となるものです。
台タイヤにはおおまかにA, B, R-1というグレード条件があります。
当社の検品もこのグレード条件に基づいて行われ、
また、関係者の皆様にもこの条件に基づいて取扱いをお願いしております。

Aグレード

Aグレードの台タイヤは再生したものであったり、部分的に改造・修理したものであってはいけません。
また溝をさらに掘ったものではいけません。
さらに、以下の全てを満たさなければなりません。

  • 1.トレッド部にはワイヤーに与える損傷が無い。
  • 2.サイドウォールにはクラック、カット傷等が無く擦り傷等が無い。
  • 3.ビート部にはホイールを外した際の引っかき傷、捲れ、変形が無い。
  • 4.タイヤ内部に傷、ひび割れ、修理痕等が無い。

Bグレード

Bグレードの台タイヤは、以下の条件のうち、2つまでを条件とする。

  • 1.貫通傷がある。(直径3mm程度までのものでトレッドに対し垂直に刺さっているもの)
  • 2.トレッド部のワイヤー、ナイロンにリペア可能な損傷を与えている。(ラジアル:3箇所 ナイロン5箇所までとする)
  • 3.ショルダー部に小さな傷がある。(表層のみとし大きさは2.5mm以内のもので2箇所以下であること)
  • 4.石、ガラス、金属等でトレッド部にいくつかの傷を受けている。(2枚目のベルトに損傷を与えていないもの)
  • 5.トレッド部においてゴム傷がめくれワイヤー部に錆が生じている(10mm以内であること)
  • 6.ホイール脱着時にビート部が削れたもの。(ワイヤーへの損傷が無く10mm以内であること)。
  • 7.サイドウォールに擦り傷がある。(全周の1/4以内の範囲である)。
  • 8.パンク修理等でパッチが貼ってある。(1箇所としショルダー部では無いこと)。
  • 9.ビード部が荷重により著しくリムがくい込んだ状態。(90度位まで)

R-1グレード

R-1グレードの台タイヤは、再生タイヤとしてすでにその表面及び全体を覆い被せたものであり、次の条件が含まれる。

  • 1.トレッド部にはワイヤーに与える損傷が無い。
  • 2.サイドウォールにはクラック、カット傷等が無く擦り傷等が無い。
  • 3.ビート部にはホイールを外した際の引っかき傷、捲れ、変形が無い。
  • 4.タイヤ内部に傷、ひび割れ、修理痕等が無い。

廃棄タイヤ

  • 1.摩耗が激しく大部分のワイヤーが浮き出ている。
  • 2.修理可能な傷が近距離(25cm以内)に複数点在している。
  • 3.ショルダー部に貫通傷がある。
  • 4.トレッド部において全周にわたりチッピングがある。(ワイヤーに触るキズ)。
  • 5.タイヤ内部に傷、ひび割れ、修理痕等がある。
  • 6.劣化によるサイドウォール・ビード付近にクラックが生じている。
  • 7.サイドウォールに波打ち、膨らみが生じている。(コード切れ)
  • 8.ビード部が荷重により著しくリムがくい込んだ状態。(90度以上)
  • 9.タイヤの表面にエンジンオイルやグリス等が付着しているもの(ゴム劣化の原因)
  • 10.極端にショルダー部が摩耗しワイヤーが目視で確認できる。